みなさん こんにちは(^O^)/
今回は、トレードの肝 と言われる、『環境認識』について書いていこうと思います!
環境認識に使う時間足
私が環境認識で重視してる時間足は、4時間足と日足です。これは、トレードスタイルによって変わってくるかと思いますが、この2つの時間足はスキャルピングをされる方も、スイングをされる方も、非常に大切にする時間足なのではないでしょうか。
私はデイトレーダーですので、「日足で陽線(陰線)が出やすい日」を狙って「4時間足の3波目」を15分足や1時間足でタイミングを図って取りに行く。というスタイルです。
ですので、4時間足と日足は、本当にトレードの肝と言えます。
今回は日足で注目するポイントついてお伝えしますね(^^
日足の陽線(陰線)が出やすい日?
では、陽線が出やすい日、陰線が出やすい日とはどんな日なのか。についてお伝えします。
下の図を見てください。チャートを線で表したものです。この中で、『陽線が出る』『陰線が出る』ことに優位性のある部分はどこでしょうか。じっくり考えてから先にお進みください。
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考えましたか?必ず考えてから進んでくださいね?←しつこい(笑)
では、私の考えをお伝えします。
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水色丸の部分と、緑丸の部分です。いかがでしょうか?相場に正解はありませんので、私の考えが正しいと主張したいわけではありません。
ですが、ランダムな動きをしているように見えるチャート上で、優位性のある瞬間というものは確実に存在しています。では、私の考えの理屈を説明します。
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まずは、陰線からまいりましょう。このチャート、1番左端の部分は、しっかりと陽線が続いています。つまり買いが優勢の部分で買いが売りを上回っている状態です。
1の押し目を付けた後、順調に上昇したので、買いポジションを持っているトレーダーは安心しています。ところが、2で高値を更新できませんでした。すると、買いポジションを持っているトレーダーは、決済を考え始めます。そして、決済ラインを1の安値に引き上げます。つまり、1のラインを割ると、ある程度の買いの決済(つまり売り)を巻き込むため、陰線が出る確率が高まります。これが、青丸部分の陰線の優位性です。
ただし、ここでダウ理論的に考えてみましょう。確かに、1を割りましたが、ダウ理論的押し安値(黄色ライン)はまだ割っていません。つまり、買いポジション持ったトレーダーは、
「まだまだ上目線!」と保有している人も一定数いることが考えられます。
しかし、その後の上昇で、2の高値すら超えられずに下落してきたらどうでしょうか。
さすがに、買いポジションを持っているのは、つらくなってきますよね。つまり、青丸のあとの上昇で、短期足で上昇から下落に転換が確定した時点で、陰線を付ける確率は更に高まります。
今回はあえて、ダウ理論的な押し安値を割る前の展開を解説してみました。
その理由はダウ理論の
⑥トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する
の【明白なシグナル】を押し安値まで待たなくてよいと考えているからです。
そのため、私は今回の図で記した赤ラインを ネックライン として、とても重視しています。
さて、長くなってしまいましたが、いかがでしたか?陽線の出やすい日は、全く反対にとらえて考えてみてください^^文字にするとだらだらと長くなってしまいましたが、考え方はいたってシンプルです。ポジションを持っている人が、どうなったら決済をするか。という視点でチャートを見ると、優位性のある場面が見えてきますよ!
これが、日足で注目する、「陽線が出やすい日」「陰線が出やすい日」です。
(さらに、月足週足のトレンドと一致していたら、大喜びです(笑))
では、実際のチャートで見てみましょう!
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こんな感じです。このチャートは明らかに下落トレンド中なので、売り場のみに絞って考えています。もう少し短めのトレードを考えるなら、安値を切り上げてネックラインを超えた次の足でのロングも可能です。(私はあまり狙いません)
これは日足チャートですので、縦線が1か月間です。日足レベルでの優位性のあるチャンスは多くても月に2回程度ということですね。全くない月もあります。なので、次回以降に紹介しますが、4時間足で狙える場面は、日足の優位性のない日でもエントリーをしていきます。
日足の優位性のある場面は、
高値切り下げ、安値切り上げ後のネックライン超え確定した翌日。
ネックラインへのリターンムーブ後の短期足の反転確定時。です!
日足では、実体での割れ、抜けの確認が必須です!抜けた!と思って飛び乗ったら、ひげだけで全戻し。なんてこともありますので、実体がしっかり決まった翌日以降でチャンスを待つことを心掛けていきましょう。
日足でエッジの効いてる日なのか、そうではないのかを判断してトレードを行っています。
日足が陰線になる日に売る。陽線になる日に買う。
これを徹底するだけで、成績は大きく変わってきます。ぜひ日足の見方として、取り入れてみてください^^
次回は4時間足についてお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
KOBA